DELL PowerEdge 800へのRedHat Linux ES 3.0のインストール方法
初期インストールをそのまま使うのは正直オススメできません。
ベースのインストールは下記の通り。
■必須
・tar.gzが展開できる環境。<Cygwinがいい
・フロッピーディスクを2枚程。
・rawrite (Installation CDの1枚目の「\dosutils\rawritewin」がオススメ)
1.まず、下記のブツをダウンロードしておく
Broadcom BCM5721用のドライバ
http://support.jp.dell.com/jp/jp/filelib/download/index.asp?fileid=R70785
Intel S-ATA用ドライバ
http://support.jp.dell.com/jp/jp/download/document.asp?dn=302524
2.ダウンロードしたブツを展開する
ファイル自体が「.tar.gz」なので、Cygwin上から展開した方が楽(?)かも
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hogehoge@hoge ~
$ tar -xzvf 〜.tar.gz
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な感じで展開。
NIC用ドライバは「basplnx-6.0.5-1.src.i386.rpm」をフロッピーにコピー。
S-ATAドライバは「ata_piix-0.93c-dd-rhel3-i386-GU1U2.img」をrawriteでフロッピーに書き込みする。
3.インストール
「Installation CD 1 of 4」をCD-ROMドライブに入れて起動。
「boot:」プロンプトが出たら「expert」と入力しEnterキーを押す。
「Do you have a driver disk?」「Yes
「Driver Disk Source」と言う画面が表示されたら「fd0」を選択してOK。
「Insert Driver Disk」と言う画面が表示されたらと表示されたらS-ATA用のドライバをドライブに入れてEnterキーを押す。
「More Driver Disk」と言う画面が表示されたら、「No」を選択してEnterキーを押す。
〜 その後は普通にインストール。〜
X使う場合は無視で構わないと思うが、サーバ用途でXを入れない場合は
「追加言語のサポート」で「English (USA)」を追加して「システム標準の言語」を
「English (USA)」にしておくと吉。
〜 その後も普通にインストール。〜
4.ネットワークカードのドライバのインストール
「basplnx-6.0.5-1.src.i386.rpm」を適当な場所にコピーする。
・basplnx-6.0.5-1.src.i386.rpmをインストールする
# rpm -ivh basplnx-6.0.5-1.src.i386.rpm
・バイナリドライバをビルドする
# rpmbuild -bb /usr/src/redhat/SPECS/bcm5700.spec
・ビルドしたパッケージをインストールする
# rpm -ivh /usr/src/redhat/RPMS/i386/bcm5700-6.0.5-1.rpm
・インストールが終わったら再起動。
# reboot