もうすぐ2007年、そろそろ情報システムの“バトン”の渡し方を考えないと

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20061212/256615/
「先輩のやる事を見てワザを盗め」「自分で勉強して成長しろ」と言うような
昔のやり方をし続けた功罪が(2007年問題のような)事態を生んだと思えます。
上記のコメントのように「お互いでお互いを補完しあって強固な組織を作っていく」と
言うやり方をしていれば、業務のフロー化・共通化を図る事が出来ますので


この人たち知見・ノウハウの類で失われては困るものは何か。
と言うような事態は避けられたと思います。
昨今のIT統制・内部統制での求められている業務の洗い出しと業務フローのドキュメント化・
フロー化が行われ、チームメンバーの誰が作業を行っても同じサービスレベルを保つ事が出来れば
今度、我々の世代の人間が引退する時であっても「2回目の2007年問題」と言うのは
回避する事が可能だと思います。
ちなみに蛇足だが、これに関しては「レガシーマイグレーション」や「オープン化」なんてのは
関係無い話だと思います。
寧ろ、他のトピックを絡めて話をしたいのであれば「ITIL」じゃないでしょうか?


ついでに蛇足(笑)
2007年問題で今の日本のコンピュータシステムを築いて来た人たちの引退によってノウハウが
失われると言う事を懸念していますが、そんな中で「業務内容を明確にし、作業内容を監査しよう」と
言う日本版SOX法(w)の施行・適用と言うのは、仕事が増えて大変になると言うネガティブな
意見よりも、「業務の引き継ぎをスマートに的確にやろう」と言う風にポジティブに考えちゃうのも
手ではないでしょうか?